矯正歯科は、歯並びの乱れや噛み合わせの問題を治す専門分野です。矯正装置を使って歯を動かして、歯並びや咬み合わせを改善します。治療には数ヶ月から数年かかることもあります。矯正治療を行うことによって噛み合わせも安定します。歯並びが良くなることは、お口の健康にも関係しています。
※ 矯正歯科治療は公的医療保険の適用外の自費(自由)診療となります。
矯正歯科治療に伴う一般的なリスクや副作用について
ワイヤー矯正は、歯の表面にブラケットと呼ばれる矯正装置を取り付け、それらをワイヤーで結んで歯を動かすことによって、理想的な歯並びや噛み合わせを実現します。第一大臼歯が生え変わった時期からスタートします。目安は12歳~です。
メリット
デメリット
マウスピース型矯正装置(インビザライン)とは、透明のマウスピース型の矯正装置です。患者様一人一人にに合わせて設計・作製されたマウスピースを継続して装着します。2週間ごとに新しいものに交換することで少しずつ歯を動かしていくという治療方法です。治療期間中は、食事や歯磨きの際など、自由に取り外すことができます。患者様のライフスタイルに合わせて治療することができます。
メリット
デメリット
上の前歯より下の前歯が前に出てしまっている
口を閉じた際に上の歯の下の歯の内側にある
前歯だけが咬み合うことができない
上前歯が深く咬み込んでいる
歯と歯の間に大きな隙間がある
歯が重なってデコボコになっている
当医院で使用しているiTero エレメントは、専用の口腔内カメラでお口の中を撮影することで型取りを行うことができる最新の3Dスキャナーです。より精密な型取りが可能になるのはもちろん、治療のシミュレーションもより細かく正確に算定できるため、より確実な治療結果を届けることができるようになりました。また、”型を取る時の粘土のような材料が苦手”という方も楽に治療を受けて頂くことができます。
従来の型取りの場合、採取した歯型は空輸でアメリカまで送る必要があったため、マウスピースができるまでにどうしても時間がかかってしまうというデメリットがありましたが、iTero エレメントは、歯型をデジタルデータ形式で採取することができるため、データをインターネットで送信することができ、これにより、従来よりも10日間ほど早く治療を始めることが可能になりました。
マウスピース型矯正装置(インビザライン・ファースト)とは、成長途中のお子様に合わせた透明のマウスピース型の矯正装置です。6歳から始められることができます。これから生えてくる永久歯に必要なスペースを確保し、歯並びを整える治療です。虫歯や歯周病の予防にもなり、大人になっても健康な歯でいられるようにサポートします。
メリット
デメリット